アッサローム・アライクン、YUJI(@wish_yama)です。
ウズベキスタンは伝統的文化が強く根付いている国、というのが世の中の認識だと思います。それはひとつの正解といえますが、実は現代的・近代化している部分も多くあるのです。今回はウズフェス(と勝手に呼んでいる)に参加してきたので、そのレポートをお届けします。
時々、この国じゃなかったらなーとか考える。もっと自分が役に立てる場所は絶対あるし、アクティブになれる国もある。任期短縮する隊員が多いのも頷ける。だけど、まだやりきってないんですよ。一度辞めたら、辞めグセがつくんですよ。しぶといわたしはネバっこくいきます。#一言申す
— すぎっしゅ@お花畑ブロガー (@wish_yama) 2016年7月20日
夏フェスとは?
そもそも夏フェスそのものの存在を知らないひとも多いかと思います。
夏フェスとは文字通り夏に全国各地で開催される若者を中心とした音楽フェスティバルである。わたしの出身である北海道では岩見沢のJOIN ALIVEや石狩のRSRなどが有名どころ。
高校卒業から毎年、テントを張って参加していたなぁ。
大御所からインディーズバンドまで幅広いラインナップに、おとなから子どもまで楽しめること間違いなし!
ウズベキスタンへ赴任し
昨年の春にウズベキスタンへ赴任し、今後2年間は夏フェすお預けになるだろうと思っていました。
だってみんな日本の音楽を知らないしねぇ。
そもそもウズベク人ってどんな音楽聴くの?何もかもがわからぬまま最初の夏を迎えました。
日本に負けない夏フェス
(会場設営の様子、みんな自主的)
いざフェルガナに赴任してみると、ウズベク人は音楽と踊りが大好きな国民なのだとわかりました。しっとり系の民族音楽を想像していましたが、その期待は大きく裏切られることに。
彼らが好むのは主にダンスミュージック!
それも結構激しいやつ!
試しに日本のバラードをアコースティックギターで弾き語ってみましたが、皆飽きてそっぽむいてしまいます。このときはすこし悲しい気持ちにもなりました。(笑)
夏場にはスピーカーを使って屋外で大音量で音楽を鳴らします。日本人(メフモン)は必ず踊らされ、翌日筋肉痛に悩まされること請け合いなので覚悟してくださいね!
【ウズベク流】ウズベキスタンで客人として招かれたときの作法。 – YUJImedia.com
コンサートホール”サナト・サロイ”
7月11日から連日開催されているイベントのチケットを同僚からもらったので、日本人の友人をつれて会場へ行きました。
チケット代金:5000スム
開催場所:サナトサロイ
開演時間:20:00~
会場は18:00と記載されていたので帰宅後急いで準備し、定時をやや過ぎてから会場へ向かったところ、音響設営すら始まっていませんでした。
その後待つこと2時間……
収容人数はよくわからないけど、4人がけベンチが30席くらい。
あとは後のほうでスタンディング。
ウズベキスタンの夏フェス!?
(大盛り上がりの場内)
上に掲載した写真を見ればお分かりいただけるだろう!
開演とともに想像以上の活気が沸き、熱気に包まれることに。
客は1000人以上いたかなぁ。
歌手の生歌に、あちこちでモッシュピットができ、群集のなかで踊るウズベク人。
日本のクラブみたい。行ったことないけど。
こんな盛り上がりを見せられたらライブ中毒のわたしは黙っていられない!
気がついたときには、モッシュピットのど真ん中で踊りだしていた。
正味2時間、想像を超えるクオリティに満足し、家路に着く。
最後までお読みいただきありがとうございました!
これであなたもウズベク人。
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