【キモノ・プロジェクト】ウズベキスタンをモチーフとした着物の作成に協力させていただきました。【加賀友禅】

協力隊のあれこれ

アッサローム・アライクン、YUJI( @sugisshu )です。

2020年に開催される東京オリンピックにどんな形でもいいから協力する、というのがわたしの目標のひとつでした。そんなことを考えていたところブログ経由である相談を受けたのです。今回はブログ経由で知り合った伝統工芸士・古泉さんについて紹介します。

はじめに

協力隊員として現地で活動していると日本の方から様々な依頼を受けることがあります。活動中盤で当ブログから連絡をいただいていた伝統工芸士・古泉さんも、そのうちのひとりでした。石川県在住の伝統工芸士・古泉さんは”世界各国の着物で輪を作ること”を目標にしている一般社団法人イマジンワールドから依頼を受けてのウズベキスタン担当となり、ウズベキスタンをモチーフとした着物を作成していました。

古泉さんとは、はじめ当ブログの「お問い合わせ」から連絡をいただき、facebookを通じて交流させていただいたんですね。

古泉さんに限らず多くの日本人はウズベキスタンのことを知りませんから、ウズベキスタンの歴史・日本とのつながりなど、わたしの知る限りの情報を提供させていただきました。

伝統工芸士・古泉良範さん

加賀友禅をデザインしている古泉さんは、石川県金沢市で着物を作っています。

プロフィール

1972年12月4日生まれ

長崎県大村市出身

長崎日大高等学校卒業

日本大学芸術学部美術学科卒業 加賀友禅作家

白坂幸蔵氏に師事

平成19年加賀友禅作家として独立

古泉さんがデザインした振袖

伝統工芸士の古泉さんは匠の技術で洗練されたデザインの着物を作っています。こちらが古泉さんが関わったウズベキスタンをモチーフとした振袖です。

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わたしの提案を採用していただき、洗練されたデザインの中に”杏の花”を加えてくださりました。他にもナボイ・オペラ劇場や世界遺産のレギスタン広場も描かれています。

一般社団法人イマジンワールド

日本が世界から注目される2020年に向けて。

日本人としてできる「お・も・て・な・し」はなんだろうか? 世界に日本文化の素晴らしさ、その背景にある日本人の精神性を発信することはできないだろうか? その精神性すなわち生き方・考え方を世界 に広めると世界は平和で幸せにならないだろうか?

そんな疑問に対する答えとして「IMAGINE ONEWORLD KIMONO PROJECT」を提案します。

Web引用

一般社団法人イマジンワールドは”世界はきっと、ひとつになれる”をテーマに活動しています。目標は世界各国の着物で輪を作ること。

彼らの掲げる目標は以下の5つ。

①「世界は一つ」いう思想を日本からの平和・友好のメッセージとしてアピールする。
② 日本が世界から注目される2020年を契機とする日本伝統文化の世界発信。
③ 古来より伝わる手仕事の技・心・美を掘り起こし、伝え、その価値を再認識する。
④ 日本文化を商材化することで、伝統産業を成長産業・輸出産業へと転換する。
⑤ 公平で公正な制作を通して生産者の活力を高め、将来の人材育成確保を図る。

だそうです。日本の美を世界中に発信するため活動されている団体なんですね。

東京オリンピック

イマジンワールドのプロジェクトとして世界各国の振袖を作り、東京オリンピックの開会式入場行進で使うことを予定しているようです。2020年の東京オリンピック開会式にご注目ください!

まとめ

協力隊員としてウズベキスタンで活動していたこと、ブログをやっていたこと、そして古泉さんがウズベキスタンを深く知ろうとしてくれたことが重なって、このような貴重な機会をいただくことができました!

2020年の東京オリンピックに対する興味がより一層湧いてきますね!

最後までお読みいただきありがとうございました!

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