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■投稿日2016年11月24日 更新日2018年6月16日
アッサローム・アライクン、YUJI(@wish_yama)です。
わたしは青年海外協力隊員として中央アジアのあるウズベキスタン共和国に赴任しておりました。わたしの任地であったフェルガナ市は、首都タシケントから東のカムチック峠を越え、更に4時間、激しい山岳地帯を抜けた先に広がるフェルガナ盆地の最東に位置します。
キルギスやタジキスタンと国境を接し、フェルガナ市の他にコーカンド、リシタン、マルギラン、クワソイ、ウチクプリキなど歴史的な町が点在している。
今日の記事では、
フェルガナってどんな町なの?
について徹底解剖していきますね!
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続きは以下からお読みください!
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- はじめに:フェルガナの観光動画を入手!
- デフコン・バザール
- アル・ファルゴニー像
- ユース・センター
- フェルガナ大学
- ケラジャック・ミンバラ
- 郵便局
- テニスコート
- 日本人墓地
- 今日のまとめ:フェルガナに行こう!
Contents
はじめに:フェルガナの観光動画を入手!
先日入手したフェルガナ州の紹介動画です。
全編英語紹介なので聞き取りの練習にもなる!? 動画はおそらく2000年代前半の様子ですが、概ね現在と変わらないように思います。空港等は撮影禁止なので貴重!!
フェルガナ市は古くは旧ソ連時代の軍事基地として発展してきた。タシケントほどの派手さはないが、歴史的な空気を色濃く残した地域である。物の本には陶器の町リシタン、シルクの産地マルギランを紹介した記事を多く見るが、フェルガナ市街地を紹介したものは少ないように感じる。写真とともにフェルガナ市を探索してみよう。
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デフコン・バザール
フェルガナ中心部にあるバザール。牛肉、羊肉、季節の野菜や果物、日用品にわたり様々なものが売られている。 フェルガナだけではなくウズベキスタン全土にわたり、バザールは喧騒の中心にある。
アル・ファルゴニー像
バザールを抜けて西に歩くと9世紀に天文学で名をはせた”アル・ファルゴニー”の像がある広場に到着する。像の向かいには大きな噴水があり、人々の憩いの場となっている。
ユース・センター
そこから北西へ15分ほど歩くと、ロシア語、英語、韓国語、PC、そしてチェスなどを教える”ユース センタ-”がある。通っている生徒のほとんどは小学生~高校生で、利用登録をすれば無料で語学を教えてもらえる。ウズベキスタンでは海外で活躍できる人材を育成するため、語学教育施設が無料で開放されているところもあるようだ。
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フェルガナ大学
9月1日はウズベキスタン全土の大学で入学式が行われ、通勤バスの車内には白い制服に身を包んだ生徒が溢れかえっていた。市内のフェルガナ大学は教育学部や医学部を有するフェルガナ州最大の総合大学。JICAは参入していないが、韓国ボランティアのKOICAが、韓国語講師として赴任しているようだ。
ケラジャック・ミンバラ
さらに東へ10分ほど歩くと私の副業的活動先である言語センター「ケラジャック・ミンバラ」に到着する。JICAと深い関わりがあり、フェルガナに赴任した隊員が日本語教育のサポートをしている。
郵便局
またその手前には郵便局がある。ウズベキスタンでは国外へ郵送する際の検閲が厳しく、手紙一通でさえ日本へ届かないことがある。しかし、この郵便局から郵送した手紙はいまのところ100%日本へ届いている。(2015年9月現在)
テニスコート
15分ほど北へ歩くとスポーツジムとテニスコートがある。ここでは年に数回、国際大会が開催されており、日本人選手が出場することもある。2015年6月には仁木拓人選手が出場しており、その活躍をフェルガナの地に刻んでいた。
日本人墓地
昨年発見したのは在フェルガナ市、日本人墓地。調査をしていないので公式に日本人墓地として登録されているわけではないが、一度訪れてみる価値はあるだろう。日本から遠く離れた地で、日本人の息吹を感じることができる。
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今日のまとめ:フェルガナに行こう!
フェルガナ市を代表する観光地?を写真とともに紹介した。
フェルガナ州は、首都タシケントと山岳地帯を介しているため独自の発展を遂げた町でもあり、最も歴史的と呼び名の高い街でもある。言葉のなまりも少ないので”フェルガナに赴任した隊員は語学力が伸びる”といわれている。いまのところその自覚はないが……
また、峠に雪がつもった時点で渡航ができなくなるので渡航の際に注意していただきたいのは。正確には事務所から渡航禁止の通達がおりるわけだが、スタッドレスタイヤなどを装着している車はまずないと思ったほうが良い。最大限の注意を払っていただきたい。
この地域はまだまだ開拓の余地が大きく、今後も新たな情報を発信していきたい。
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最後までお読みいただきありがとうございました!
コレであなたはフェルガナ市民。
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