【ロシア留学】学業/生活にかかる注意点を9つのポイントまとめたので渡航前に流し読みしてください。

ロシア

ズドラースト・ヴィーチェ、すぎっしゅ( @sugisshu )です。

この記事ではロシア・モスクワ留学にかかる、

学業のこと。

学生寮のこと。

お金のこと。

食べ物のこと。

季節・気温と衣類のこと。

通信環境のこと。

交通機関のこと。

安全面・防犯のこと。

についてざっくりまとめています。

海外で生活するときには事前情報の収集が大切になってきます。どんな料理を食べられるのか・気候は暖かいかなど、懸念事項はたくさんあるはず。今回はモスクワに1ヶ月滞在したわたしが体験したことを、食事・交通・お金などの面から解説していきたいと思います。

これらの情報を知っているか知らないかで現地生活が大きく変わってきますよ!

【航空券】ウズベキスタンまでの最安航空券を調べるには?治安情報とともにお届け!
2018年2月より日本のパスポートを保有している者に対して、30日間の渡航ではVISA(査証)免除となっています!在日ウズべキスタン大使館のHPに記載されており、また、これまでも数名の旅行者から情報を得ております。ANAマイルを貯めているひとならアシアナ航空、JALマイルを貯めているひとには大韓航空をおすすめしています。

はじめに: ロシアは恐ろしくない!

先日ロシア留学から地元の北海道へ戻ってきました。本来はロシア語を先行している日本の大学生たちのみが参加することのできる”短期ロシア留学プログラム”でしたが、社会人であるわたしも参加することができました。留学直前まですったもんだありましたがそのことは一度水に流して……。

社会人を経験しているがゆえ大学生たちでも気がつかない部分も目についてしまい「ここで1ヶ月間生活するのは結構しんどいだろうな……」と思っていました。それはわたしが社会人としてある程度の生活を送っていたことが主な理由としてありますが、今日の記事ではどういう部分にやりにくさを感じたのかどうすれば快適な生活を送れるのかを解説していきたいと思います。

大学生活のこと。

まず最初に1ヶ月間ロシア語を学ぶこととなるプーシキン大学での学生生活について解説してゆきます。この項で声を大にして言いたいのは主にプーシキン大学の生活インフラの悪さについてです。

その1:学業のこと。

大学のロシア語授業はクラス別に行われます。

初級レベル〜発音レベル〜会話レベル〜ネイティブレベル、など全6クラスに別れており、初回クラス分けテストの結果から振り分けられます。この語学クラスには正直かなりマッチングがあります。というのもわたしが最初に配属されたクラスはほとんど会話中心でした。初回クラス分けテストで「文法を中心に勉強したい」と宣言していたにも関わらず、です。

しかし安心してください。教務室へゆけば違うレベルの語学クラスへと変更してくれます。わたしは最初の週にクラス変更して「文法中心クラス」になりました。これは自分が語学得意・不得意にかかわらず冷静に判断した方が良いです。「なんだかこのクラスは合わないな……」と感じたらなるべく早い段階で変更手続きすることをオススメします。

その2:学生寮のこと。

続いて学生寮にかんしてです。

プーシキン大学はモスクワの北部にあり中心部からはメトロで20分ほどかかる場所にあります。大学から最も近いメトロ”カルジスカヤ”までは歩いて15分かかるため、プーシキン大学からモスクワ中心(例えば赤の広場)まで行くためには軽く片道1時間みなければなりません。往復で2時間と考えておけばいいでしょう。

立地がやや不便であることと共に大学構内も快適とは言えない環境でした。まず生活インフラがあまりにも悪い。例えば各宿泊部屋にシャワーがあるもののまともに使えるようになったのは留学生活終盤でした。どうやら配管の不具合があったようですが、これが湿度の高い東南アジア諸国の生活だったら……と考えるとゾッとします。

また共用洗濯機も学生数(おそらく500人以上はいたかと)に対して3台しかないのでかなりタイミングを読まないと使用できません。洗濯機自体も使用料金150ルーブル(280円くらい)かかります。学生寮なのにこの設定金額も如何なものかと思うわけです。部屋の備品もほとんどないため必要なものを後日実費購入する必要がありました。(前の居住者が使用していたものはどこへ行ったのか……)

しかしまぁルームメイトたちのフォローによってこれらの問題もなんとか気にならず過ごすことができました。そういう意味では無意識に”助け合い”ができる環境だったのかもしれませんね、

日常生活全般のこと。

学内での動きを大まかに理解できたら今度はロシア・モスクワ市内での生活のことについて知ってゆきましょう。

その3:お金のこと。

お金は日本からの渡航であれば”米ドル”を持っていればとりあえず間違いありません。

日本円しか持っていかない、なんてことのないように。

空港でしか両替できませんよ。日本で米ドルへ両替するときは最寄りの銀行に行きましょう。1,000ドル、2,000ドルなどパック売りしています。2017年9月現在のレートで”1US$=57.00ルーブル”でした。空港で両替すると1US$=50.00ルーブルくらいなのでもし到着した空港で両替するつもりなのであれば交通費分の少額だけして、大きな額は街中で両替した方が絶対に良いです。

生活にかかる金額は1ヶ月の滞在であれば1,000ドル〜1,300ドルあれば十分かなと思います。そもそも交通費はとても安いし食べるものも日本の7〜8割くらいの価格帯と考えておけばほぼ間違いありません。例えば日本企業の”丸亀製麺モスクワ店”ではかけうどん一杯190ルーブル(360円)くらいですし、レストランでコース料理を注文しても2人で1,500ルーブル〜2,000ルーブル程です。大学近くには”サマルカンド”というウズベク料理店もありここは5人で1,000ルーブルくらいですみます。節約思考であれば食費はかなり抑えることができるでしょう。

あとビールやワインなどお酒類はとても安いです。

その代わり人的サービスは少し値段が張ります。例えば髪の毛をカットするのには日本より高い料金だったり、街角のマッサージ店なども日本より高い金額を設定していることがあります。

その4:食べ物のこと。

基本的には朝食はパンかバナナ・昼食を学食・夕食を外食していました。

初期にお腹を壊しましたが、食中毒を起こすようなことはありませんでした。

ロシア料理のボルシチやピロシキはとても美味しいですが、正直毎日このメニューでは飽きてしまいますね。でも大丈夫、大学周辺には中華料理・ウズベク料理・イタリア料理などもあるので食生活は結構充実していました。

わたしはあまり感じませんでしたが「油っこい料理が多い」と嘆いている学生もいました。確かにロシア人の体型を見ていると結構恰幅が良い(失礼でしょうか?)ので、もしかしたら食事に気をつけないと太ってしまうかもしれませんね。わたしは3キロ痩せましたけど。

その5:季節・気温と衣類のこと。

モスクワの緯度は日本の最北端である北海道より高くかなり寒いことが予想できますよね。

わたしの実家のある十勝では9月下旬の最高気温が20℃近くあることに対しロシアのある都市では4℃を記録していました。もちろんロシアは広いですから一概には言えませんが(例えばカザフスタンに近い”カザン”は相当暑かった)、ある程度温度調整のきくジャケットやインナーを用意していくといいかもしれません。

日本から持っていくことを忘れたとしてもファストファッションのH&Mなどの店舗もありますから、衣類を現地調達することも可能です。雨は比較的少なかったように感じますが、折り畳み傘なども必需品です。

その6:通信環境のこと。

ここでは通信環境のことについて紹介します。

モスクワに限っていうと通信環境はかなり良いです。地下鉄やショッピングモールはもちろんのことモスクワ市内のいたるところに公共Wi-fiがあり、電話番号を登録することで利用可能です。通信速度もストレスになるほど遅くはありません。

その7:交通機関のこと。

交通機関にかんしてモスクワ市内はかなり便利です。

まず環状線のメトロが町中を走っており、東西南北に各地方へ向かう列車の発着駅があります。

バスや路面電車も利用可能で、このメトロを含めたこのみっつは”トロイカ・カード”を購入すれば乗り放題ですよ。列車駅はレニングラード駅周辺にいくつか密集しており、地方都市への発着駅となっています。

町中を流しているタクシーも思ったより高額ではありませんでした。一度モスクワの中心”クレムリン”からプーシキン大学のある”カルジスカヤ”まで片道30分の距離をタクシー移動したところ、料金は650ルーブル(1,100円)でした。もちろん値切って500ルーブルにしましたけど。

便利な交通網がある反面?モスクワの街はかなり広いので徒歩で移動することは避けた方が良いでしょう。予想以上に疲れます。

【ロシア留学】プーシキン大学の学生寮のメリット・デメリットを写真付きで紹介していく。
まず一緒に生活するルームメイトは日本人の大学生たちです。彼らは日本の大学でロシア語を専攻・もしくは第2言語として勉強しています。日本でもトップクラスの大学に通っている現役生であり、インプット・アウトプットのスタイルが完成しているんですね。わたしはロシア語の土台となる文法・語彙をほとんど知らないので、授業中講師の質問を理解できない場面が多々あるのですが、自室に戻ってから、土台のある彼らにいつもロシア語を教えてもらっています。お金をかけないで(笑)直接ロシア語の文法を教えてもらえるので、とても助かっています。

その8:安全面・防犯のこと。

そろそろ終盤になりますがもっとも重要な”防犯のこと”についてもまとめておきたいと思います。

2017年にサンクトペテルブルグの地下鉄で自爆テロ事件が怒ったことは記憶に新しいですね。世界中がISの脅威に晒されるなか自分の身を守るために、この項は絶対に読んでもらいたいです。

まずロシアで頻発するのは”スリ被害”です。例えば地下鉄でパスポートや財布を盗まれる被害が年間何件も起きており特に狙われやすいのは日本人旅行者でだという話も聞きます。常に警戒姿勢を崩さずに”地下鉄ではカバンを前に抱える”などして対策しましょう。

またわたしが滞在していた期間にも外務省の”たびレジ”から「ロシアの駅・地下鉄・ショッピングモールに爆弾を仕掛けた通報があった」という注意喚起のメールも来ていました。観光や町歩きを楽しみつつも常に警戒態勢を崩さないことが重要でしょう。

とはいってもロシア人は基本的に優しくみな温厚ですから、必要以上に警戒することはありません。わたしも道に迷ったとき、知らないロシア人に声をかけて道案内してもらうことが何度かありましたし。

ですが夜間のひとり歩きは危険です、夜遅くには外出しないまたは少なくとも2名以上で行動するように心がけてください。

その9:ロシア人は美男美女揃いである。

最後にこのこともお伝えしなければなりません。

ロシア人は美男美女揃いである、ここが最も伝えたいことです。

特に、一番長く接した大学のロシア語講座担当のかたはとても美形でした(推定25〜6歳)。わたしは授業中、ロシア語の聞き取りができずにつまづくことがなんどもあったので、その都度、ちょっと上から強めに名前を呼ばれるのがたまりま(中略)

【JICA海外協力隊】4回分+看護師。面接試験での質問と回答例について。
なかには通常の入社試験などでは絶対に聞かれないようなものもあるだろうが、それが協力隊の人物・技術面接です。面接官は受験者の受け答えの仕方や表情の変化から、現地での様々なストレスに適応できるのか精神分析のようなものをしているらしい。

今日のまとめ:過度に恐れなくても大丈夫!

以上が”モスクワの学生寮や食事・交通・お金など生活にかかることをすべてまとめました。渡航前に流し読みしてください。”でした。

この記事を読んでモスクワのことが全てわかる!なんてことは決してありませんが、今後渡航を控えている人の参考にはなるはずです。 これらの情報を知っているか知らないかで現地生活が大きく変わってくると思いますよ

特に安全面・防犯については個々人でできる限りの対策をしていってくださいね!

だけど、過度に恐れる必要はないというのがわたしなりの見解です!

最後にもう一度今日のまとめをしておきたいと思います!

■ロシア生活にかかる9つのポイント

その1:学業のこと→ レベル別クラス制。

その2:学生寮のこと→生活インフラが悪い。

その3:お金のこと→1,000〜1,200米ドル持っていくと良い。

その4:食べ物のこと→油っこいものが多い。

その5:季節・気温と衣類のこと→9月でも温度調整できるものが必要。

その6:通信環境のこと→SIMカード購入がオススメ。

その7:交通機関のこと→大学周辺は若干不便だが市内は発達しており便利。

その8:安全面・防犯のこと→警戒心は持つべきだが持ちすぎるのもよくない。

その9:ロシア人は美形である→最重要項目。

これらを事前に知っておくとモスクワ生活がより充実してきますよ!

最後までお読み頂きありがとうございました!

これであなたもロシア留学生。

コメント

  1. 名無し より:

    ロシア語に興味があり、最近少しずつですが、ロシア語を勉強しているものですが、質問があり、英語圏で生活するにあたって、巷では英検3級程度取得していれば、ある程度は困らないと聞きますが、ロシア語検定ではどうなのでしょうか。何級程度あれば、ロシア語圈で生活出来ますか?また、留学の際に必要なロシア語力は何級ぐらいでしょうか。答えづらいかも知れませんが、よろしくお願いします。

  2. 名無し より:

    ロシア語に興味があり、最近少しずつですが、ロシア語を勉強しているものですが、質問があり、英語圏で生活するにあたって、巷では英検3級程度取得していれば、ある程度は困らないと聞きますが、ロシア語検定ではどうなのでしょうか。何級程度あれば、ロシア語圈で生活出来ますか?また、留学の際に必要なロシア語力は何級ぐらいでしょうか。答えづらいかも知れませんが、よろしくお願いします。

  3. 名無し より:

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  4. 名無し より:

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  5. 名無し より:

    ロシア語に興味があり、最近少しずつですが、ロシア語を勉強しているものですが、質問があり、英語圏で生活するにあたって、巷では英検3級程度取得していれば、ある程度は困らないと聞きますが、ロシア語検定ではどうなのでしょうか。何級程度あれば、ロシア語圈で生活出来ますか?また、留学の際に必要なロシア語力は何級ぐらいでしょうか。答えづらいかも知れませんが、よろしくお願いします。

  6. YUJI より:

    名無し さん
    ご質問いただきありがとうございます。ロシア語に関しては、わたしも資格を保有しているわけではなく、ご縁があって留学させてもらった形でした。なので必要な語学レベルについてはわかりかねますが、他の参加者は、大学でロシア語を専攻しており、日常会話なら困らない、といった学生が多かったように思います。具体的には4級(いちばんやさしいレベルです)を保有していれば、大丈夫でしょう。

  7. YUJI より:

    名無し さん
    ご質問いただきありがとうございます。ロシア語に関しては、わたしも資格を保有しているわけではなく、ご縁があって留学させてもらった形でした。なので必要な語学レベルについてはわかりかねますが、他の参加者は、大学でロシア語を専攻しており、日常会話なら困らない、といった学生が多かったように思います。具体的には4級(いちばんやさしいレベルです)を保有していれば、大丈夫でしょう。

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  9. YUJI より:

    名無し さん
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  10. YUJI より:

    名無し さん
    ご質問いただきありがとうございます。ロシア語に関しては、わたしも資格を保有しているわけではなく、ご縁があって留学させてもらった形でした。なので必要な語学レベルについてはわかりかねますが、他の参加者は、大学でロシア語を専攻しており、日常会話なら困らない、といった学生が多かったように思います。具体的には4級(いちばんやさしいレベルです)を保有していれば、大丈夫でしょう。

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