【イベント】首都のタシケントろう者文化センターで自作の健康体操を教えてきた。【タシケント】

アッサロームアライクン、YUJI(@wish_yama)です。

タシケントで開催された写真展は大盛況のうちに終えることができました。週末に開催された写真展。せっかく上京するなら首都で活動している隊員の配属先も訪問してみようと思い、友人に電話をします。

 

 

きっかけはひょんなことから

 

「時間があるので配属先を訪問してみたいんだけどいいかな?」

 

「もちろん!この日は高齢者クラブが開かれて10人くらい人がくるので、体操を教えてよ!」

 

ふたつ返事で了承を得られました。

協力隊員同士のこういったフットワークの軽さが心地よいですね。

 

概要

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(施設の外観)

 

■日時、11月9日、10:00-14:00

■場所、タシケントろう者文化センター

 

この施設は旧ソ連時代に作られ、今も多くのかたが就労支援や団らんを目的に利用しているそうです。利用者たちの多くは聴覚に障害があり、コミュニケーションを手話でとっています。手話って世界共通ではないんですよね。

 

ここで活動する隊員はロシア語の手話を覚えてコミュニケーションをとっているんです。日本語の手話でも難しいのに、それをロシア語で使いこなすなんてすごすぎ。

 

健康チェック

ウズベク人の高齢者たちに必要なことは、健康管理意識の改善です。日本でも時々催されている【出張健康チェック】のブースを立てることとしました。必要物品は電子血圧計、体重計、筆記用具のみなのでお手軽。

 

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(簡易ブースで血圧を計ります)

 

年齢、体重、血圧、脈拍を測定し、紙に記入します。

 

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(ロシア語で書いてもらいました)

 

 

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(オパの体重測定)

 

健康管理に余念がない?利用者たち。我先にと血圧を測りたがります。結局30-40人の利用者たちが健康チェックに来てくれました。自分の健康状態を知ったところで、続けて体操指導に移ります。スイカ体操でもやろうかなぁ、と思索を巡らせます。

 

突然の自己紹介?

昼の会議があるからと2階へ案内してもらい、教室のうしろに座ります。こうして毎週集会の場を設けているんですね。古くからある施設だけあって、仕組みがしっかりしているなぁ。

 

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(会議室)

 

トイレに行くため一度席を外し、再び戻って来たところで、司会者から声がかかります。

 

「さぁドクター、自己紹介してください。」

 

え?そういう流れ?

急に自己紹介を振られるのはウズベクあるあるなので、うまく切り替えします。

 

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(若干顔が引きつります)

 

単にウズベク語自己紹介をするのも芸がないので直前に習ったロシア語手話で応戦します。どうせ壇上に立つならと、椅子に座ったままでもできる体操を実演してみました。

 

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(首を回しています) 

 

現在考案中の新しい体操をプレ実演してみました。みんな食いつきが良くて大盛り上がり!

 

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(足踏み体操です) 

 

動画もすこしだけありますのでご覧ください!

 


まとめ

首都隊員の協力があって無事開催できたプチ医療イベント。こういった形でフットワーク軽めに動くほうが負担も少ないし、何より楽しいと感じます。というわけでウズベキスタン国内でしたらどこでも行きますので、ご連絡はサイドバー【問い合わせなんでも】より!

 


最後までお読みいただきありがとうございました。

これであなたもウズベク人。

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