アッサローム・アライクン、YUJI(@wish_yama)です。
はじまりましたね2017年。今年はウズベキスタンでの最初で最後になるであろう年越しを経験し、また、本年の豊富も立てました。振り返ってみると2016年の年明けは日本にいたんだなぁ。当時書いた記事をまとめてみましたので、お読みください。文章の再編もなかなか大変なもんですね。
タシケント~羽田空港
(機内からの眺め)
久しぶりの訪れる日本は、9ヶ月前と比べて何が変わっただろうか。これまでの活動の整理と不足物品の購入・そして大切な人に会うために15日間の一時帰国をすることにした。ウズベキスタンに戻ったあとに公開したほうが良かったかもしれない。だけど意外と一週間も経たずに日本社会へ順応し始めている自分に驚きながら、備忘録としてかき始めようと思う。
※長いです、文章が乱雑なのはご容赦ください!あとで修正します!(2016年)
※修正しました!(2017年1月)
フェルガナ空港からタシケント空港へ
フェルガナ空港からタシケント空港へ向かう便は20日深夜1:20発。誰がこんな時間に乗るんだよ.…..とブツクサ言いながら空港内へ入ると、なんとベンチはほぼ満席。夜間も仕事をしているウズベク人がいるんだな、と感心していたのもつかの間、定刻になっても機内入場が始まらないんですね。このへんはもうウズベクあるあるってことで。
結局入場が始まったのは40分遅れの2:00。約1時間かけてのフライト、そしてハッピーホリデーがはじまったのでした。
荷物が受け取れない
これもあるあるすぎて、書くのを省こうかと思うくらいだ。タシケント空港に到着し降車、手荷物受け取りコンベアーまで向かうも、コンベアーが一向に動き出さないんです。しかしこんな事態はもう想定内。
手荷物を受け取って空港外へ出たものの、タクシーがなかなか捕まらない。仕方なく料金を大幅に吹っかけてきた運転手に乗せてもらい、宿泊先のSV宅へ向かう。空港から市内までだと多く見積もって10000スムですが、旅行者とみられれば30000スムくらい吹っかけられることも。
SV宅へ到着したのは明け方4:20。
「活動はいつも夕方からですし、若いときは軍隊で鍛えていたから大丈夫ですよ」と言ってくれたが本当に申し訳ない。
チョルスー・バザールとオロイ・バザールでお土産購入
日本で会う予定の人になにをお土産にしようか、と悩んだ結果選んだのはコレ!
(バザールの様子)
ウズベク人の大好きなクルトは、ヨーグルトの塊みたいな食べ物。このごろ散財しすぎているな……まぁ年末だし必要経費ということで。
※JOCVの生活費は国民の税金でまかなわれています。本当にありがとうございます。こうやって少しずつ還元しているつもり。
タシケントからトランジットのインチョン空港へ
タシケント空港からリシタン出身である2人のウズベク人を連れて行くことに。なんでも彼女たちに親族が東京近郊に住んでいて、近日中に出産の予定があるらしい。家族を手伝うために日本へ行きたい気持ちは素晴らしいと思うけどオパ(おばさん)は日本語全く話せないし、同伴の女の子も挨拶程度しかできない。
これでよく日本に……いや、チャレンジ精神を応援したい。
アシアナ航空
税関申告や手荷物検査を抜け機内へ入場。幸い座席が近く声は届かないが、身振り手振りでコミュニケーションができる距離に座れたようだ。タシケント22:50出発のはずが、最前列の赤ちゃんが始めての飛行機をこわがり泣き出してしまった。
ざわつく機内。
あわてる客室乗務員。
アシアナ航空は韓国の航空会社なので乗務員は全員韓国人で、もちろんウズベク語はわからない様子。
赤ちゃんが泣き止んで離陸したのは定時から約40分遅れの23:30。
感動の機内食
離陸し安定気流に入った直後、機内食が配られる。
こっ、これは……
(アシアナ航空の機内食)
うまそやないかーーい!
(機内でのめるビール)
テーブルの上にあるその全てが輝いて見えた。米・チキン・サラダそして韓国のビール。連日精進料理を食べていたから、もうそのクオリティに感涙。こんな機内食を食べられるなら9時間のフライトだってなんのその。
機内での通訳
私の両隣に座った2人のウズベク人はサマルカンド出身だそうな。やっぱりフェルガナ以外の地域は発音難しいなー、と考えながらひっそりと両隣の会話を聞く。
すると客室乗務員がドリンクを持って2人のウズベク人に、
「What would you like to drink?」
英語での問いかけにキョトンとするウズベク人たち。そうだ彼らはウズベク語とロシア語しかわからないんだ。英語での問いかけに必死になってロシア語で応答する2人。
「ПИВО!ПИВО!(酒だ、酒を飲みたい!)」
困り顔のスッチー。
はて、これは助けたほうが親切やね、と思い、
ーすみません、彼らはビールが飲みたいと言っていますよ。
とカタコトの英語で論争に加わるわたし。 どうにか意思が伝わったようで安心しました。全部勉強していて良かったーと思った瞬間。
インチョン空港
(インチョン空港)
トランジットで到着した韓国インチョン空港8:40到着。
インチョン空港→成田空港は9:05離陸予定。
まずい!そういえばタシケントの離陸が40分遅れたんだった!
降車口に「NARITA」と書いたボードを掲げる空港職員に付いて、38番ゲート(日本行き)へと全力で走る!走る!
あっ!ゆっくり歩いている場合やないで、オパ!
あっ!韓国スタバ……
あっ!彼女、手荷物にウズの飲み入れて没収されとる……
てかタシケント空港の荷物検査を通過できたんや……
弾む息遣いのままで機内に乗り込んだのは9:00、離陸の5分前。セーフ……
ここまで全部不可抗力なんだからね!わたしに落ち度はない!!
税関申告書
(税関申告書)
国外へ旅行や仕事へ行くときに必ず書くのがこの税関申告書。
何を持っているのか・所持金はいくらなのか、など自分のものをササッと書き終え、同伴の2人に目を向ける。
やはり紙を見つめているだけ。そういえば2人を連れてきた人がこういっていた。
「2人ともタシケントを出たことはありませんから」
なかなかの無茶振りだぜ!なお、韓国ー日本間の税関は全て英語・日本語対応。アシアナのスッチー(この響きが好き)に「彼らはロシア語ならわかりますから、ロシア語のものを渡してもらえますか?」と提言する。しかし、
「Sorry……we don’t have……」
大丈夫、想像はしていた。
ーそうですか、では僕が代筆してもいいですか?とペンをとる。
ーオパ、持ち物は何があるの?
「生肉とノン(パン)とリンゴと……」
ー食べ物だけ?ってか生肉はいってんの?
「あと着替えも入っているわ。」
ーそう、じゃあ彼女はリュックに何が入っているの?
「私もノン(パン)と着替え……」
そういえばタシケント空港の荷物受け取りコンベアーの上を、たくさんのノンが流れていたのを思い出した。何日滞在するの?ドルはいくら持っている?必要事項を埋めていく。
荷物が届いていない!
(最強のパスポート、公用旅券)
12:30成田空港到着。久しぶりのの日本の空気はそんなに依然と変わらない。手荷物受け取り所へ向かえと、もうコンベアーが動き出している。さすがはおもてなしの国、JAPAN。乗客のことを良く考えているなあ、と感心。
2分で自分の荷物を見つけて、同伴2人を待っていると、手荷物係の職員が必死になってオパに「Excuse me?」と話しかけている。声をかけられているのに自分に向けられているとは気が付かず空をみつめるオパ。
ーすみません、彼女は英語がわからないんです。用件は僕が聞きますよ。どうかしましたか?
すると次の瞬間衝撃の一言が。
「実はお客様のお荷物がまだインチョン空港にあります。乗り継ぎが急だったため乗せるのが間に合わなかったようです。大変申しわけありません。」
Oh……生肉とノン……
ひとまずオパに伝えると、
「どうして届いていないのよ!わたしのノンが入っているのよ!」と怒り出す彼女。「すみませんが韓国からはいつ届きますか?夕方?では明日の便で家まで送ってもらいましょう。オパ、それで大丈夫?」とその場は彼女をなだめる。
我ながら超絶適切なフォローをしたなーと思う。
そして無事に2人を家族の下へ送り届ける。すごく疲れたけど、きっと自分がいなかったら2人はたぶんインチョンあたりで乗り継ぎできなかったんだろうな、と思うと同時に、自らの経験値が上がったと前向きに捉えるようにしている。
~タシケント空港ー成田空港編おわり
成田空港~東京観光
(書店で購入した韓国語の教本とトルコの歩き方)
おもてなしの国、日本へと足を踏み入れたとたん、他国とは違った、どこか安心するような空気に包まれたことを覚えている。東京国際空港へ到着しひと悶着終えたわたしは、ついでに東京観光を敢行しました。
ウズベク人からみた東京
ウズベク人は日本のことに詳しい。”わたしは日本から来ました”と伝えると必ず「トウキョウかい!?」と問いが続く。ウズベク人にとって日本は”アメリカと戦争した国”という印象が強く残っており、”ヒロシマ”や”ナガサキ”、最近だと”フクシマ”という地名も耳に入ってくる。また、「TOKYO」とだけ書かれた手提げ袋もよく見かける。
交通事情
現役協力隊員が日本へ一時帰国することは「任国外旅行」として扱われ、それは上限20日間の旅行期間に加算される。
日本へ到着し、成田空港から渋谷区までのリムジンバスに乗車した。
最初の驚きはバス乗車時の振動が少ないこと。道路が綺麗に整備されており土がむき出しになっている場所はもちろん無い。急な段差に体が揺られることも無く、約1時間のバスツアーは至極快適なものだった。
車間距離のとり方も特筆すべきだろう。ウズベキスタンでは免許不携帯で車を運転している人が多いように感じる。さすがにバスやダマスでその例は無いだろうが”白タク”と呼ばれる個人タクシーの乗車は原則避けなければならない。
そのせいもあってか、前の車との車間距離が異様に近い。10cmくらいの車間距離で走行している車に頻繁に遭遇しわたしはそのたびヒヤヒヤしている。日本は当然2m以上の車間距離を確保しており安心して乗車していられる。
くしゃみに反応!?
ウズベク人は家族・他人問わず「Соғ бўлинг!!」と声をかけ、くしゃみをした人は「Раҳмат!!」と答えなければならない。それが現地での習慣だ。
バス乗車時に隣に座っていたひとがくしゃみをし、反射的に「そーぶりん!」と言ってしまった。当然「らふまっと!」と返事が返ってくるわけもなく、ひとり物思いにふけることになる。
日本は個を重視しすぎたのだろうか。
日本では通例くしゃみをした人に声はかけない。親しい人にむけて「風邪ですか?」と問うことはあっても、見知らぬ他人の体調を気遣うことは無いだろう。すこし寂しいような気持ちになる。
え!?コンビニにドーナツ!?
(日本で最初の衝撃)
日本が世界に誇れるものといえば、そのひとつにコンビ二の多さとクオリティがある。365日24時間営業している店舗というのはフェルガナではまず見かけない。大半が不定休で、店員同士のおしゃべりが盛んだ。
コンビニ店員とはいえそのホスピタリティーの高さに驚愕。
ドーナツを食べられるお店といえば”ミスド”が定番だったわたし。セブンイレブンに入り、レジ横のならびに目を丸くする。
おでん……
からあげ……
ドーナツ……え?
なんとホットスナックコーナーにドーナツが陳列されている。
時の流れについていけない。価格も100円~とお手ごろだ。
(さっそく買ってみた)
うん、温かくておいしい!一時帰国した隊員が現地隊員から”日本で一番初めに食べたものはなんですか?”と質問される。もちろんわたしはこう答えるだろう。
「ドーナツです。」
世間はクリスマス一色!
高速バスで成田空港から渋谷へ向かい目指すは目黒区。渋谷109前を往来する人・人・ヒト。みなどこへ向かっているのだろう、と思いながらあたりを見回すと、それはもうクリスマスムード一色!街全体がなんだか浮ついたような雰囲気を醸し出している。
新しいカメラを購入
(レンズ高いなー)
これまでウズベキスタンで使用していたのはCanonのコンデジ。軽量で静止画もキレイに撮れるため、コンデジの枠で考えれば申し分ない機種だったと思う。しかし静止画をキレイに撮れても、動いているものは残念ながらぶれてしまう。
コンデジの限界を感じ、帰国後すぐに使えるようにSONY ミラーレス一眼 α6000をAMAZONで注文。成田空港内のローソンに送り帰国直後に受け取る。
しかし製品の仕様を熟読していなかったせいか、レンズが付属されておらず、すぐに使える状態にはならなかった。もっと勉強が必要だな……
以下の商品ならレンズとセットで買えるはず。
後日秋葉原でレンズを単品購入。ウズベキスタンの癖が抜けず思わず価格交渉に踏みきろうと、
「これ、半額くらいになりませんかね?」と言ってしまう。
店員のおじさん苦笑い。家電量販店の多くでは2000~3000円くらいの値引きをしてくれることがあります。結果的に2000円くらい値引きに成功し34000円でレンズを購入。
ラーメンのクオリティ
ウズベキスタンにいるとき毎日のように言い続けてきたことがある。
それは「ラーメン食べたい」である。
念願叶い、渋谷区のラーメン店へ足を踏み入れる。
「オススメはなんですか?」
「豚骨ですね」と店員さん。
ススメどおりに豚骨ラーメンを注文しラーメンのスープをすする。うーん美味しい。9ヶ月ぶりのラーメンはわたしの舌に幸せを運んできてくれた。けど東京のラーメンをディスるわけじゃないが、正直なところ、北海道のラーメンのほうが5倍くらい美味しいと思った。
※ごめんなさい写真はありません。
もんじゃと焼肉
(もんじゃ焼き)
これまた日本を代表する料理の一つであるもんじゃ焼き。ちなみにこれは材料にこだわらなければウズベキスタンでも作れるだろうと思う。
(上質な肉)
オパの生肉を思い出すが、こちらは焼肉。赤みと脂身のバランスに感動。
横浜中華街
(横浜中華街)
よく話しに聞くが訪れたのは今回が初めて。いい匂いに釣られ体を右へ左へと揺らす。最初の衝撃はショーロンポー。厚めの皮のなかから溢れるジューシーな肉汁。イスラム教圏では味わうことの少ないあの豚肉のうまみに感涙。
東京スカイツリー
(はじめてみる生東京スカイツリー)
これも数年前から話題になり、今では日本の一大観光スポットになっている。頂上まで登るには3000円近い入場料がかかってしまう……ならば無料で入れる物販ブースだけをみて3000円で美味しいものを食べようかと思ってしまう。
(カツ丼)
カツどん大盛り1300円也。これも衝撃的な美味しさ。日本人は天才か。街中はクリスマス一色だったのに、スカーツリーの施設内はダースベイダー一色。
そして羽田空港へ。
(羽田空港入場ゲート付近)
世界よ!コレが日本だ!といわんばかりにおろしたてのカメラで写真を撮りまくる。手荷物預け入れが全て機械になっていたことに衝撃を受けながら、チェックインゲートをくぐりぬける。空港内にスタバを設置したヒトは神か。空港限定タンブラーを購入
(羽田空港限定タンブラー)
ここまでのまとめ
ほぼ食レポになってしまったことに反省はしているが、後悔はしていない。
■ドーナツ100円
■ショーロンポー:500円
■ラーメン一杯:730円
■カツ丼:1300円
■リムジンバス:3100円
■もんじゃ二人前:3000円(ノンアルコール)
■焼肉二人前:4000円(アルコール含む)
■イタリアン二人前:8000円(アルコール含む)
■カメラ+レンズ:78000円
~成田空港ー東京観光編おわり。
東京~北海道帯広、食い倒れの旅
(地元の札内神社)
帯広空港
(フードバレーとかち)
北海道の食料基地十勝・帯広。全国有数の食料自給率を誇る十勝には、食材だけでなく観光資源も多い。北海道出身タレント・大泉洋もびっくりの「食べ歩きツアー」を試みた。
帯広空港に降り立った瞬間、東京とは違う冷たい、しかし澄んだ空気を感じた。それは任地フェルガナと良く似ている。常に氷点下の十勝でどんな一週間を過ごせるだろうか。
歯医者にて
(母が作る朝食)
協力隊の受験を考えている・もしくは選考を突破した人に、ひとつだけ注意してもらいたいことがある。それは派遣期間中は日本の健康保険が使えず、一時帰国中にかかる医療費は全額自己負担となってしまうことです。
※派遣中(一時帰国含む)にかかった医療費は、領収書があれば、後日全額共済会より経費を全額支給されます。情報不足でしたすみません。
▼【親知らず】明け方に突然感じた痛みは、体の成熟を示すものだった – YUJIのBLOG
半年前程前から右奥歯に痛みを感じていた。
地元の歯医者でレントゲンをとり、歯科医の診断を受けた結果、
「これは虫歯が深く神経にダメージを与えています。治療には8日以上かかります。」
え、8日?間に合わないやん。がびーん。想像以上に重症らしい。そういや米の中に石が混じっていたり肉の中に骨片が入っていたり、9ヶ月間散々な食環境だった。その中でかかる歯への負荷は予想以上に大きかったのだろう。
「応急処置でいいので、痛みをとってください」と伝える。
■レントゲン+奥歯一本の治療(全額負担):14000円
※タシケントでもかなりレベルの高い歯科治療を受けることができます。以下の記事をご参照ください。
▼【歯科治療】ウズベキスタンで歯科治療をするにはどこがおすすめ?勇気を出して受診してみた。 – YUJImedia.com
言葉の泉
(寒冷地の必需品ホッカイロ)
現地で生活するときは圧倒的に張るホッカイロがおすすめ。おなかに貼るとホッカホカ。 地元に帰ってくると家族がいて友人がいて、日本語で話す相手に困らない。母国語で会話をすることがこんなに楽なものだったかと思いながら、年末年始で帰省している友人へ片っ端から連絡をする。
母国語で話すということは、語彙がウズベク語のそれとは比べ物にならない。何でも伝えられる。言葉が泉のように溢れてくる。
祖父の米寿祝い
今回の一時帰国に際し、祖父の米寿祝いへ参加することが大きな目的のひとつだった。訪れたのは十勝新得町の”La Pappata”というイタリアンレストラン。ラ・パッパータって読むらしいんだけど、ロシア語読みすると「らっらーた」なのね。ロシア語勉強中のわたし、混乱。
(店内カウンター)
ほう、十勝にもこんなお洒落な店があったか。そしてコース料理に舌鼓を打つ。
(魚介パスタ)
今週のお題「年末年始の風景」
(スタバドライスルー)
昨年1月にOPENしたスタバ帯広一号店に行ってきた。ネットでも俄かに話題となっているがわたしは自他ともに認めるスタバ好きだ。地元にスタバができれば店舗レビューせずにはいられない!
なんと全国でも数店舗しかないというスタバドライブスルー。
ドライブするーを併設しているのは北海道内では札幌美園店・環状通東店・石山店だけである(2016年1月現在)。車移動の多い十勝の地域性をよく理解した事業展開だ。
(帯広スタバの内部)
初詣にて
年末年始に友人たちと会うのは2年ぶり。そういえば去年は訓練所へ入所する準備でわたわたしていたなーと思い出す。友人宅で2時間ほど麻雀をたしなみ、その後恒例の初詣へと向かう。
(毎年恒例の札内神社)
やべ、札内めっちゃ人おるやん。日本人って無宗教だって主張する人多いけど、みんな信心深いよね。ええことや。
ー残りの任期も健康に、できれば活動も順調に進みますようにー
願掛けをして境内を後にする。
と、その瞬間、わたしの日本文化センサーが共鳴を始めた! これは日本文化の紹介になるかもしれないと思い、施設から出てきた巫女さん(バイト)と写真撮影。「あなたと一緒に写真をとってもいいですか?」と誘い、若干引き気味の彼女と一枚。
ウズベク語だと「Сиз билан бирга расм тушусам майлими?」こんな感じかな。写真を載せたいけど彼女の個人情報が心配なので、見たい方はページ右上の”問い合わせ”までご連絡を。
運勢はいかに!
毎年恒例の初詣・そしておみくじ!去年はたしか末吉だったかな。
さあ2016年最初の運試し!
きたーーーーーーー!!
“大吉”
願事:時が来れば叶う待人:来る失物:近くにあり旅立:楽しきたびになる商売:利益なし学問:安心して勉学せよ相場:今が好機争事:自我を抑えよ恋愛:思いやりを大切に転居:急がぬが良い出産:安産病気:信神し療養せよ縁談:他者の妨げあれど末永く思えば心のとおりになります。
いいことづくめや。
北海道札幌~東京羽田空港
(札幌すすきの)
さて場所を地元帯広から札幌へと移動します。
札幌の冬景色
(列車内から見る雪景色)
昼のJR便で帯広駅から札幌駅へ移動。札幌を経由する目的は昨年生まれた姪の顔を見に行くため。
宿泊先のポールスターホテル
(バイキングの朝食)
今回の宿泊先は北海道庁前にある”ポールスターホテル”
地下に温泉がついており、なにやらVIPな気分を味わうことができる。また、なんといっても道産食材を出し惜しみ無くつかった朝食が超絶うまい!
■1泊2日朝食付きで6500円也。
新千歳空港~羽田空港~成田空港
(非常口付近の座席)
もうこの路線は何回乗ったことだろう。しかしさすがは最繁盛記の年末年始だ。空港内はヒト・ヒト・ヒト……ごった返す人の波。だけど、みなきちんと列になって並んでいる。世界よ、コレが日本だ。
しかも今回は非常口付近に座ることができ、緊急救護などの資料をもらうことができた。貴重な体験。ラッキー!
そして東京での宿泊先は京成成田駅近くの”アパホテル”。ここは3月の赴任前に宿泊したことがあり、これまた最上階に大浴場がある。また成田空港が近いことから、リピートしてみた。
しかし事件は何度でも起こるようだ
(京成成田のアパホテル)
アパホテルに荷物を置いて、新宿まで買い物に出かける。再入国する前にマックでも食べようかなー、と思い街をひとり歩き回る。
一通り買い物を終え時計を見ると11:00。
そろそろ帰って明日の出発準備をしよう。そう考え、京成成田駅へと向かう。
まあぶっちゃけ現在地も電車の路線良くわからんし、スマートフォンも電波ないからとりあえず駅員に道順を聞いてみる。
ー京成成田駅まではどう行けばいいですか?
駅員「京成成田駅行きは、もう電車がありませんね。」
へ?どゆこと?ここがウズベキスタンなら「Тушунмадим.Нимага?」で押し通すんだけど、ここは日本。もちろんそんなことはしない。
ーではここ新宿駅から京成成田駅まではどう行けばいいですか?
駅員「もしかしたらリムジンバスがまだ残っているかもしれません。」
といわれ、トコトコと歩きながらリムジンバスのチケット売り場を探す。チケットの売り子「深夜1:30出発で、京成成田駅への到着は3:00です。」
もうこういうのには慣れっこ。う~む、通信機器もない状態でどうするか……足りない頭をフル回転させ、もう一度駅員に助けを求める。
駅員「そうですねぇ。新宿から千葉まで移動して、あとは千葉から空港へ向かうJRが残っていればなんとかなりそうですが……」
情報を聞くや否や、電車に乗り込み千葉へと向かう。電車に揺られること1時間弱。
千葉へ到着したのは深夜12:30。
到着とともに「千葉から空港へ向かう電車はありません」と、絶望的なアナウンスを聞く。
こういうのにはもう慣れっこだぜ。タクシーを探し、さっそく交渉に移るわたし。
ーこっから京成成田空港まではいくらでいけますか?
タクシー「ここからだと1万円を少し超えるくらいだね。」
まじかタクシーで1万円なんて使ったことないぜ。1時間ほど最後のドライブを楽しみながら、運転手との世間話に華を咲かせる。
再出発当日
(出国ゲート)
さてあと1年3ヶ月は帰ってこないんだぜ、と心に決めて最後にスタバでラテを購入。まぁ最後までやらかすもんで、スタバのラテが所持品検査で引っかかり、その場で飲みほす。国内線では持ち込み可能だったんだけどなぁ。国外線利用の際にはご注意ください。
インチョン空港
(インチョン空港のニュウ麺?美味しい)
乗り換えするためにインチョン空港で1時間時間を潰す。12月に日本へ帰ったときには諸事情のため走りながら通り過ぎてしまった。今回はじっくりと堪能しよう。
そうだ!インチョン・スタバのタンブラーを買おう!と思い立ち、案内のおねえさんにスタバがないか聞くも、既に閉店してしまったとのこと。2016年1月現在。
仕方ないのでラーメン?ニュウメン?を昼飯代わりに食す。韓国の料理は何を食べても美味しいぜ!
ウズベキスタン再入国
ウズベキスタンでは、空港・駅などの写真撮影は原則禁止されている。だから写真無いけど許してね。7時間のフライトを終えて、到着は現地時間20:00。
さてここからが本番だ!
荷物が流れてくるのを待ち続けること30分。
いや30分て!!成田に着いたときは5分かからんかったで!
まぁ、気を長く持とう。これがウズベキスタンで学んだ一番大切なこと。荷物を受け取り、いざ入国審査へ。
検査員「おお、君は日本から来たのか!どうしてウズベク語を知っているんだい?フェルガナで働いているのか!?すばらしい!」
や、もうこのくだりはなれたけど、ひとりひとりこうやって喋っているから時間かかるのよね。良い国民性だけど、もう少し何とかして欲しい面でもある。荷物を取って入国審査を終えるまでの所要時間1時間30分。
まとめ
改めて1年前の記事を再編集してみた。走り書きしたため文体とか表現が足りていないですね。数字の全角・半角をごちゃ混ぜで書いていたり、文末が統一されていなかったり。それに気が付けるってことはすこしは文章力がついてということかな。この事実を前向きに捉えようと思います。なんせこの一時帰国記事は昨年通して”よく読まれた記事”の上位だったんですね。顔から火が出そう。
編纂をしながら当時の心境を思い出してみました。あのころより圧倒的にウズベキスタンのことを好きになっている自分に驚きます。と同時に日本へ帰国したときに生活になじめるかが若干心配になりますが……
まとめると1万字を超える長編記事となってしまいましたが、コレを読んでいただければウズベキスタンから日本へ行くときの方法や、現地から帰国したひとがどう感じるか、表面的にですがわかると思います。こんな風に感じるんですね。是非今後の参考にしていただきたい。
最後までお読みいただきありがとうございました!
これであなたもウズベク人。
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