アッサローム・アライクン、YUJI(@wish_yama)です。
さて今回の記事は今月末に開催する予定のギャラリー展の予告記事です。我ながら大風呂敷を広げた内容となっていますが、いつものように生暖かい目で読んでいただけると幸いです。
▼帰国後にはこんな活動をしています。
【ドイツ国際平和村】雨降りのなかチャリティーマラソン”PARACUP2017”に出場してきました。【雨降り】 – YUJImediaシーズン2
それではどうぞ!
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- はじめに
- 協力隊員の”帰国後”ってどうなるの?
- 任期がおわった後にどんなかかわりがあるの?
- ”とかち”ってどこにあるの?
- なぜこのタイミングでギャラリー展やるの?
- このギャラリー展でなにを目指すの?
- 具体的な情報教えて!
- 今日のまとめ
11月下旬開催予定の、
「ウズベキスタン ギャラリー展in北海道」
の印刷作業が始まりました!
どれも自信作ばかりなのでたくさんのひとに見ていただけるのをとても楽しみにしております。楽しくなってきたでーー!! pic.twitter.com/atRdtSa2dz
— すぎっしゅ@11/23~写真展開催! (@wish_yama) 2017年11月3日
Contents
はじめに
わたしが協力隊員として活動していたのは2015年〜2017年までの2年間でしたが、その間にとてもいろいろな経験をしました。それは楽しいことだけではなくもちろんツラいこともたくさんありましたが、いまとなってはそれも現地生活のよい思い出ですね。
▼開発途上国で暮らすことの魅力を考えてみました。
【青年海外協力隊】元・協力隊員が全力で語る、開発途上国で暮らすことの3つの魅力。 – YUJImediaシーズン2
協力隊員の”帰国後”ってどうなるの?
青年海外協力隊員は開発途上国での2年間の生活を経験し、現地の発展のための活動します。東南アジアや南米・アフリカ、そして中央アジアと、それぞれ国によって言語的なことはもちろん、文化の違いを目の当たりにします。
2年間の任期中に体調を崩したり、諸事情によって帰国を余儀なくされるケースもあり、一部情報によると派遣隊員の2割近くは任期終了前に日本へ帰国してしまうようです。隊員それぞれの理由があるので、
「税金を使って派遣されているのに途中で帰るなんて、とんでもないやつだ!」
と思わないでください。派遣地域によっては生活自体がとても苦しかったりして満身創痍になってしまうのです。
幸いわたしは円満に2年間の任期満了することができましたが、帰国後にほかの派遣地域の話をきくと心から「ウズベキスタンでよかったな……」と思います。もちろん任期中にはウズベキスタンなりの辛いこともたくさんありましたけどネ……
任期がおわった後にどんなかかわりがあるの?
2年間を過ごしたウズベキスタンはわたしにとってとても大切な場所です。
実は先日も中央アジアを再訪しました。日本から8時間かけて到着したウズベキスタンは、懐かしいのになんだか優しい気持ちになれるのです。
▼ウズベキスタンやカザフスタンを旅行しました。
【中央アジア】2週間で中央アジアを周遊したのでVISA/ルート/宿泊先/費用/言語のことを全部まとめてみる。【まとめ】 – YUJImediaシーズン2
けど協力隊員としての任期は原則2年間ですからそれ以降に任地とのかかわりを持つのはなかなか決断が必要なんですよね。任期終了後も現地とのかかわりを持つひともいますが、正直かなり稀だと思います。
ここで任期終了後もかかわりを持っている元JOCVを紹介します!
▼タイ・KENJIさん
▼ルワンダ・ぴかりんさん
アフリカのイメージをぶっ壊す!アフリカでスマートに暮らす「スマートアフリカ」という生き方 | 冷静と情熱のアイダ
▼ネパール・Kei Kawakitaさん
Kei Kawakitaオフィシャルブログ | 「やりたい」で溢れる世の中をつくりたい、ネパール在住ライフコーチのブログ
この方々はいちどJOCVの任を解かれたあとも任地との繋がりを持ち続けています!SNS上での活やくをみていると、本当に素晴らしいメンタリティを持っているなぁと感じます!心から尊敬!
わたしもウズベキスタンとなにかかかわりを持ちたいと思っていたのですが、いかんせん国の就労システムが複雑なようで、大学教員などの特定の職種でしか外国人労働の許可がおりにくいようなんですよね……
そこで日本国内でできる一番簡単で効果的な方法として”写真展”を企画しました!
開催場所は北海道とかちです!
”とかち”ってどこにあるの?
わたしが現在住んでいるのは実家のある北海道・十勝(とかち)です。
この場所で生まれて18年間暮らしました。
地域の特徴として酪農が盛んで、牛乳やバターなどの乳製品のほかにも、じゃがいも・豆類などの野菜を作る農家さんもおおく、食料自給率は驚異の1200%ともいわれています!そのほかにもテレビでもよく取り上げられる”花畑牧場”は十勝中札内村にあり、おおくの観光客が訪れています!
▼2017年4月にホリエモンが宇宙ロケット発射実験をしたことでも話題になりました。
【ホリエモン】ホリエモンや植松さんも御用達の宇宙交流センター”SORA”へ行ってきた。【宇宙開発】 – YUJImediaシーズン2
そんな特色のある北海道とかちで異色の「ウズベキスタン写真展」を開催することとなりました!
なぜこのタイミングでギャラリー展やるの?
「なぜこのタイミングでギャラリー展をやるの?」
そんな声も聞こえてきそうですね。
そこには明確な理由があります。
春先に日本へ帰国しウズベキスタンで経験していたことを友人や元同僚に話し、自分にできる範囲で協力隊経験の社会還元を図ってきたつもりでした。しかしおおくの友人たちは”しょーーじき上の空”なんですよね。
「ウズベキスタンってどこにあるの?」
「何食べてたの?」
たしかにこれらのことって日本人からするととても気になるところです。海外旅行などに興味のないひとはアメリカや中国、北朝鮮以外の国の場所ってよく知らないもんです。むしろ「ウズベキスタン?テロに合わない?」なんて声まで聞こえてきます。むしろ日本より安全なんだよ、というととても驚かれるんですよね。任国のことを知ってもらえるのはとても嬉しいしもっとグイグイきて欲しいと思っています。
でも、
でも、
でも、知ってもらいたのはコレじゃなーーい!!
帰国してからのコレじゃない感がどうしても拭えない!!
わたしが話したいのって
「途上地域での生活ってはじめは何もかもが合わなくてとってもとっても大変なんだけど、現地のひとはとっても優しいし、文化や言葉の違いを乗り越えてわかり合えたときの満足感・充実感はもうクセになるよ!日々の活動だけじゃなくて余暇の時間を使ってテレビ出演したりブログ書いたりもしてたんだよ!君も少しでも興味が湧いたならいっしょにウズベキスタン行こうよ!ぼくの現地の友だちとかおいしいご飯屋さんとか紹介するしなんならイチからウズベク語やロシア語教えるよ!現地で撮ってきた写真も1,000枚以上あるしなんなら訓練所まで遡ってぼくの追体験()」
ってことなんですよ。
ゼロから話しだすとたぶん1週間はかかるんじゃないかと思うくらい喋り倒したいんですよ。そしてウズベキスタンに興味を持ってもらいたいし、国際協力ってなんなのかって話を一晩中していたいんです!なんならわたしの人生をイチから追体験してもらいたいくらいには思っています。
でも話を聞いてくれた9.5割は、
「ウズベキスタンってどこにあるの?」
……
それじゃなーーーーい!!
や、確かに一部データでは「地球の歩き方シリーズ」で”中央アジア”は売り上げ最下位らしいし国の場所がわからないのは仕方ないとしてせめて、もっといろんな方向から質問くれよ!って思ってしまうんです……。
そんなフラストレーションを解消するために、北海道でウズベキスタン・ギャラリー展をやることにしました。
このギャラリー展でなにを目指すの?
さてと、前置きはこれくらいにして、このギャラリー展でなにを目指しているのかを書いていきます。
今回のウズベキスタン・ギャラリー展では、
①日本とウズベキスタンの相互理解・情報提供
②北海道のウズベク人への呼びかけ、ラブコール
③写真を通じてかんたんな国際交流
などを目指しています。
東京などの都会ならまだしも北海道の片田舎にはまだまだ外国人は少ないし、先日喋ったとかちに住む旧友は「職場に外国人がいても極力かかわりを避けている」と言っていました。普段かかわらなくて免疫がないなら仕方ないのですがなんだかさみしいなぁ、と思ってしまいます……。
その現場にいきなり中央アジア・ウズベキスタンを持ってくるのはいささかハードルが高いかもしれません。でも良薬はクチに苦しと言いますし、まったく知らないであろう世界の情報をブっこんだほうがわたしもワクワクしますしw
地方創生を語るわけではありませんが地方の凝り固まった価値観に爪痕くらいは残したいなぁ、なんて考えています!
具体的な情報教えて!
さて、そろそろこの具体的な情報をあげていきたいと思います。
題名:「ウズベキスタンの日常と医療〜シルクロードを歩いて」
日時:2017年11月23日(木)〜29日(水)、火曜休館、入場無料
場所:北海道幕別百年記念ホール 街角ギャラリー
幕別町百年記念ホール | ホールで行われる公演や講座のご案内
内容:ウズベキスタン・ギャラリー展
ウズベキスタンの日常風景や医療現場の実際を30枚の写真とともにお届けします。同時に現地から持ち帰った伝統衣装や工芸品の展示、また動画再生なども行う予定です。
現段階で確定している情報はこれだけなのですが実はここにいくつかのプロジェクトをぶつけられるといいなと考えています。少しだけ紹介すると、
現地との生中継
kindle写真集の無料配布
ウズベク語・ロシア語講座
クラウドファンディングの実施
来場者に十勝のおいしい店を案内 etc.
などなどです。
現段階で考えているのはこれだけですがもっと面白いアイディアがあればどんどん取り入れていきたいと思っていますので、ぜひアドバイスをください!
よろしくお願いします!
今日のまとめ
以上が”北海道でウズベキスタンの写真・ギャラリー展を開催することとなりました!”でした!
正直ここまでほとんどひとりで進めているのでかなり不安があります……誰かと協力したらもっとスムーズなのにと思うこともありますが、この地域でウズベキスタンのことを知るのは自分だけだし、まずはできるところまでやってみます!
もしも、
「こんなことをしてみたら?」
とか
「こんなことを手伝うよ!」
などありましたらぜひお声かけくださいませ!
その一声がわたしの力になります!
▼協力隊訓練所で半べそかいてました。
【青年海外協力隊】日本イチ厳しい”国際人養成所”での「落第宣告」と、わたしがとった打開策。【長編】 – YUJImediaシーズン2
最後までお読みいただきありがとうございました!
あなたのご来館をおまちしております!
■更新履歴
2017年11月2日
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