こんにちはすぎっしゅ( @sugisshu )です。
論文を書くときにはまず周辺環境の整備をしましょう。周辺環境とは、どのような設備や物品を身の回りに置くかということです。作業を中断するとなかなか執筆が進みませんから、まずは快適な環境を作ることが最優先かと思います。
今回は、身の回りに揃えておくべき物品について、基本的なものから、100均などで買える文具まで紹介します。
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前提条件: 在宅で執筆作業をする若手研究者向け
前提条件として、在宅で執筆作業をする研究者に向けています。
所属先などに通って設備を利用できる人は、参考にできるものだけ情報として拾ってください。
わたしが通信制大学院に在籍していたことから、自宅を完全なる作業場としたため、必要な物品が多かったのだと思います。
入手しやすいものを挙げていますので参考にしてください。
PC(Windows、MacどちらもOK)
基本中の基本ですが、PCは個人用のものを持っている方がいいです。
Windows、MacBookなどありますが、基本的にはどちらを使っても構いません。
ただしWord、ExcelなどのOfficeソフトは若干操作方法が違うため、指導教授に確認が必要です。
近年では、クラウド上で作業をする研究者も増えているようですね。
教務等から案内があるかもしれませんが、学生であればPC等の機器を学割で買うことができるので、これもオススメです。わたしは在学中に新品のMacBookを、
①前のPCを下取り: 15,000円引き
②学割: 正規価格の8〜9割くらい
③iTunesカード 10,000円付き
上記の方法を使い、本体価格の3〜4万円引きで買うことができました。
「経済的に余裕がない」「時間的に余裕がない」というひとには、中古のMacBookもオススメです。
正規価格の6〜7割で買うことができます。
わたしも協力隊員として派遣される前には中古のMacBookAirを購入しました。
プリンタ、換えインク
プリンタ、また換えインクも必需品です。
最終的には論文をすべて印刷して提出するでしょうから、PC画面上のみでチェックすると、誤字脱字があると思います。ですから都度必要なときに印刷して、校正などをチェックすることが必要です。
またその際には、できるだけ最新機種のプリンタを買ってください。型落ちで安価なプリンタだとインクの互換性がなかったり、すぐに故障してしまう可能性があるなど、スムーズな執筆作業の妨げになってしまいます。オススメは量販店などで助言をもらいながら、比較・検討することです。
印刷速度も重要です。学術論文は要点がまとまっており枚数は少ないですが、修士論文となると100枚を超えることもしばしばあります。用紙の節約も考えて裏表印刷で……となると、30分以上印刷に時間を取られることもあります。なのでやはり、最新機種のものがよいと思います。
その他、換えインクも必ずストックしておいてください。これはネットで買う方がいい(種類が多すぎて店舗だと探せないこともしばしばあります)と思うのですが、黒は特に消耗しますし、赤・青・黄色もけっこうなくなります。常に2個以上のストックをしておくといいと思います。
書棚、ラック、バインダー
書棚、あるいはラックも書類整理には必要です。
書籍の整理は当然として、課題となるのは印刷物の整理方法でしょう。
参考文献の枚数が少ない場合はバインダーなどで整理すると良いです。
わたしは最終的には「マルチレタートレー」を使っていました。
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ノート、付箋
ノートや付箋も必須です。
あらゆることがクラウド上でこなせるようになったとはいえ、まだまだ紙面上でしか入手できない文献もあります。
また読んだ内容をまとめる作業も必要ですから、そのときメモするのに、手書きのノートはあると便利です。
そのときに付箋があると、読んだところや引用したい部分に印をつけられるので便利です。
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ダブルクリップ
ダブルクリップも必須です。
印刷した論文をまとめるときには「ホッチキス」で止めることが一般的かもしれませんが、枚数が多くなってくると、ダブルクリップを使った方がいいです。
なにかと便利なこのダブルクリップも必需品だと思います。
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クリアーファイル
クリアーファイルがあると便利です。
枚数の少ない論文やレジュメを整頓するときには、クリアーファイルがあると整理しやすいですね。
色分けされていると判別しやすいかもしれません。
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まとめ: 周辺環境を整えるところから始める
以上が「執筆作業のためにあると便利な物品【ここから】」でした。
すべての物品を事前に用意する必要はないと思いますが、少なくとも一年次が終わるころには、環境の整備ができているようにしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
これであなたも研究者。
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