わたしの同期隊員が訓練中に口にした言葉が、いまも耳に残っている。「日本は寝ていても生きられるよね」どんな心境でこの言葉を発したか定かではないが、訓練に燃えていた当時のわたしはいたく衝撃を受けた。
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フェルガナの言語センターで授業をすすめるなか、みんなが楽しめるアクティビティをいくつか考えた。きっかけは駒ヶ根での派遣前訓練中に体験した”チーム・ビルディング”が想像以上に楽しく、似たものを提供すれば生徒たちも楽しみながら日本語を学べるのではないかと思ったことから。
派遣前訓練が終わった直後に関連書籍を購入した。詳細は以下の書籍に委ねるが、全ての人に一読の価値があると思う。
評判の良かったアクティビティ
評判の良かったアクティビティをいくつか紹介する。
「物語をつくって笑わせよう!」
①生徒を2つのグループに分け、日本語で物語を考えさせる。できる限りグループのレベルは均等にし、制限時間を設ける。目安は10~15分。
②物語には必ず「起・承・転・結」のストーリーに沿い、より面白く、笑えるものを考えさせる。
③制限時間の半分でグループごとに発表者を決めさせる。自薦でも良いし、コチラから指名しても良いこととする。
④物語が出来上がったら生徒全体の前で発表し、それをビデオ撮影する。終了後にフィードバック。
この方法では語学学習に欠かせない”書く・読む・話す”のプロセスを網羅できる。
「わたしの次は誰?」
①机を恥に寄せて広いスペースを確保し、全員をそこに立たせる。
②ストップウオッチを用意し、指示出し係を一名選出する。講師自らやっても良い。
③指示出し係のお題にしたがって、縦または横に並び、その時にタイムを記録する。例:誕生日の早い順、家が教室より近い順など
④お題を5・6つほど出し、タイムを黒板に記録していく。
同じ教室で勉強している同士でも、お互いのことは深く知らないようだ。絆が深まるきっかけとなるかもしれない。
「みんなでジャンプ!」
①参加者全員で大きな円を作り、隣の生徒と手を繋ぐ。
②「前へ飛んで!」「後へ飛んで!」「右へ飛んで!」「左へ飛んで!」とテンポ良く指示を出す。
③②よりも少し難易度を上げて、指示した方向と逆へ飛ぶようにする。
例:「前へ飛んで!」→後へ飛ぶ、「右へ飛んで!」→左へ飛ぶなど。
みんなの息が合わないと、ぶつかってしまう。
「綺麗な輪をつくろう!」
①参加者全員で大きな円を作り、隣の生徒と手を繋ぐ。このとき右手を左側の人と、左手を右側のひとと繋ぐ。体の前で腕がクロスするイメージ。
②「せーの!」の掛け声でクロスになっている腕をまっすぐに解く。
③全員の息が合えば腕の下に体を潜り抜けさせられるが、失敗すれば余計に絡まってしまう。
以上、わたしが活動している言語センターで評判の良かったアクティビティを紹介した。実は最近ネタ切れ状態に近くなっている……
良いアドバイス、求む!!
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