フェルガナ市中心部から西へ30分ほどタクシーで移動すると、キルギスとの国境に位置する「クバソイ」という町に着く。
クバソイにある”らしい”湖へ向けて出発。
地図にもどうやらそれらしいところはあるようだ。
しかし、ある道にさしかかると、警察官に「この先は行けないよ」と門前払いをくらってしまう。
う~ん、最近雨も降っていないし、できれば水場で遊びたいんだよぁ。
念を押してみるが、そこは警察官も退かない。
ー運転手さん、いいところ知らない??
ーこの山を越えると、小さな湖があるよ
そんなわけで運転手に連れてきてもらったところは、ここ。
ほとんど人気のない地域で、おそらく日本人初上陸ではないだろうか。
拡がる草原と川のせせらぎは、砂漠地帯の厳しい環境を忘れさせてくれる。
澄んだ川の水の源流はどこなのだろうか。
足こぎボート(最大乗員6名)にJOCV3名と、添乗員風の男性1名が補助に乗り込む。
しかしこの湖、先ほどの澄んだ川の水に比べ、汚染が激しい。
浮いているのは油?ヘドロ?この自然豊かな地域にも、生活汚水の問題はあるのだろうか。
「沈むかもしれない」
一抹の不安に煽られながらも、湖を周回する。
旅の思い出に、と思ってくれたかどうかは分からないが、こんなものをくれた。
これの名前、なんだっけ、思い出せない。
予定変更により行き着いたクバソイは、都市開発の進む市街地の喧騒を忘れさせてくれる、自然豊かな場所だった。
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