【誕生日】20歳代後半に差し掛かった実感の無さと、途上国で誕生日を迎えたこと

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10月4日(日)に26歳の誕生日を迎えた。途上国で迎えるその日は、今後生きるなかのどんな位置づけになるだろうか。

  

  

昨晩から同地方に住む先輩隊員の家へ行き、ビールと共に心のこもった料理を振舞っていただいた。自分で作る料理はあまり美味しくない。友人に作ってもらうメニューは、どうしてこんなに美味しく感じるのか。

ここである仮説がたつ。人間の三大欲求は、その時間を誰かと共有することで何倍にも幸せを感じるのだろう。  

なんて、小難しく考えてみたけど、結局嬉しかったってこと。   

そのまま朝方まで語り合い、先輩の家に泊めてもらうことに。

  

朝起きてまず家の近くにあるスポーツショップへ行き、自分への誕生日プレゼントを探す。  

お、これしかないぜ!!

  

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SHARK……聞いたことのないメーカーだが、これは!と思い即購入。

学生時代にはあまり良い結果を残せなかったが、こんな私でもウズベキスタンでは無双状態!誰でもかかってきなさい

 

バドミントンを30分くらいたしなみ、やや疲労感を感じながら”トラクティル”へ昼食を食べに行く。

食事に同席してくれたのはリシタン日本語センター長のガ二シェル氏と、日本からの旅行者3名。「日本からのお土産をもってきました」とポッキーやふりかけを持ってきてくれた。こういう気遣いはほんとうに嬉しい。

 

1時間程度の軽い食事を終え、最近習っているダンス教室へ。

教室内へ入るとダンスの先生が開口一番、「スギちゃん、誕生日おめでとう!」

なんで誕生日を知っているんだろう?以前に言ったかな?疑問も沸くが些細なことだ、祝福してくれるその気持ちに感謝をしたい。 

練習はいつもどおりスパルタ。うへぇ

 

練習を終えると、言語センターの生徒からの着信があるのに気づき、電話をかけなおす。「スギちゃん、これからケラジャックに来れますか?」

できれば当日ではなく一週間前くらいに言ってくれ!そんな気持ちを抑えつつ、ケラジャックへ向かう。

 

教室に入ると……

 

(わざとらしくてごめんなさい)

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なんと生徒たちが私の誕生日会を企画してくれていた!

 

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メッセージを日本語で書いてくれている!!

誕生日会を開いてもらえるほど多くのことを教えてあげられているわけではないし、むしろ、教えてもらうことのほうが多い。しかし生徒たちは私を”先生”(またはスギちゃん)と呼び慕ってくれる。その思いに感涙。 

15人程度がいただろうか、円卓に着席し以前紹介した日本の材料を使ったカレーライスの作り方で、カレーライスを振舞ってくれた。

 

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油がやや多いか……いやいや!気持ちのこもった料理は何でも美味しいものだ。

生徒たちの思いに感謝をしたい。

 

ーウズベキスタンでは、誕生日に年の数だけ両耳を引っ張られると願いが叶う。願いは引っ張られる間中考えている必要がある。

 

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いやいやいや!痛すぎて考える余裕がない!!(笑顔)

26回引っ張られた後、当然のように赤く腫れ上がっていた。ウズベキスタンでは誕生日に客人を招き、その主賓はこれを断ることができない。若い人限定だろうが、この風習は日本でも流行りそうだな……と考えながら火照る耳たぶを冷やす。 

日本人と会ってお土産をいただき、ウズベク人から料理とケーキを振舞ってもらう。

 

26歳秋、途上国で過ごしたその1日は、深く思い出に刻まれそうだ。

 

最後までお読みいただきありがとうございました!

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