【日本語弁論大会】彼女の日本語力がアジアで一番であると証明された日。

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10月31日秋の気温が徐々に冬へと移りつつある近頃、今日は今までにないほど多くの生徒が参加してくれた。いつものようにこの一週間でなにがあったのか、日記に書いてみんなの前で発表するところからはじめる。 

 続きは以下よりお読みください!

  

 

今日の生徒のうち2人はウズベク人に日本語を教える、いわゆる現地日本語教師だ。それにともなって生徒たちのディスカッションも活発になる。

 

ー引越しが終わったので少しやすみました

ー今週はずっと勉強をしていました

 

そんな日記が多い中、

 

「参加した結婚式で踊ったらおかねをもらいました」という内容まで。

ウズベキスタンでは結婚式に多くの隣人を呼び、盛大に行うのが慣わしだ。そのなかで来賓が音楽に合わせて踊り、盛り上がり具合によってチップを渡す風習があるようだ。かくいうわたしも何度か結婚式に参加し、チップをもらったことがある。(もちろん主賓に全額返したが)

 

注目はロシアで開催される日本語弁論大会への出場が決まっていた生徒の日記。約2か月前から言語センターでの個人レッスンに関わっていたため、その結果がとても気になる。ヨーロッパを含む世界11カ国から総勢20名の出場者がいたそう。ウズベキスタンの日本語弁論大会で優秀な成績を修め、ロシアへの出場権を獲得する。それは強いものだけが生き残るいわば食い合い。なんと、先週モスクワで開催された大会で先進国勢を差し置いて堂々の第3位を獲得したそうだ!最後のレッスンでは緊張のためか不安そうな表情を浮かべていたけど、さすが本番に強いウズベク女子。直前に渡したミサンガ(ごめん当日作りました)をもって、

「すぎちゃんがくれたプレゼントは、私を守ってくれますから!」

と言ってくれたのがとても嬉しかった。今回の結果はすごく自信に繋がるだろうし、今後日本とのかかわりを深くもつ女性になることを心から願っています。

 

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