マガンダン・ハポン、YUJI( @sugisshu )です。
わたしは今セブ島医療英語特化の語学学校HLCA(ハルカ)に留学しています。
セブ島の病院は大きく国立と私立病院に別れています。それぞれ診察料金や入院料金が違うらしいのですが、今回セブ島の大学病院付属のリハビリテーション科で1週間の臨床実習をさせてもらうこととなったので、そのレポートをしていきますね。
はじめに
セブ島で医療系英語を体系的に学べるHLCA(ハルカ)では毎週のようにメディカル・ミッションを体験することができます。今週は最後のメディカル・ミッション、現地医療機関での1週間の臨床実習です。
HLCAで学ぶ医療英語
医療英語特化の語学学校HLCAでは実技を交えた授業展開がされます。担当講師がデモンストレーションでの被験者をしてくれ、私がセラピストとして英語での口頭指示などを練習します。医療場面ではスピードが求められますから、なんども繰り返し暗唱して、反射的に出るようになるまで反復練習をします。
1ヶ月間その練習を繰り返したおかげで”このまま現地の医療機関で働けるかも?”と思えるくらいの自信をつけることができました。専門である医療分野の裾野を広げられるので、とてもタメになる1ヶ月間でした。
▼申し込みはHLCAの公式Webサイトからどうぞ。
セブ島の医療事情
セブ島の医療事情はおそらく開発途上国と呼ばれている国の中では、かなり良い方だと思います。大きくPublic hospitalとPrivate hospitelがありそれぞれ受診・治療にかかる料金が違うようです。国営の病院は低料金で医療を受けられますが、私立の病院では若干割高な料金設定になっているようですよ。
セブ島で感じる医療の問題点はまず、感染症などに対する配慮の薄さでしょうか。例えば道端に目につくポイ捨てされたゴミ類や、街中を流れる生活排水など、感染症にかかりやす苦なる条件は揃っているように思います。そこに対する配慮もまだまだ薄いのではないでしょうか。
セブ島の医療系大学”SOUTHWESTERN UNIVERSITY”での実習
そして今週から医療系大学“SOUTHWESTERN UNIVERSITY”に隣接するリハビリテーション科での実習が始まりました。リハビリテーション科は大学構内にあり、大学病院内に入院している患者や、外来患者が利用します。
駐在スタッフは10~12人程度で、有資格のセラピストは3~4名しかいないらしいんですね。というのも他のスタッフは全て大学内で学びながら臨床をこなす、インターン生なんだそうです。日本のセラピスト養成校ではこのような形で動くことはないので、驚きました。
実習期間は今週1週間のみなのですが、すでに多くの発見がありました。
当科の様子
日本の医療とはそもそもの流れが違うようです。例えば、
リハ・ドクターの指示書
↓
簡単な身体機能評価を行う
↓
各部屋に別れ、マッサージや物理療法の施行
大まかな流れは上記のようなのですが、セラピストと医師が直接患者について話すことがないので、セラピストは指示書に書かれたプラグラムをただ上からなぞるだけなんですね。せっかく理学療法士は医師よりも詳しい運動分析ができるのに、カンファレンスもしないで医師の指示に従うだけなんて、なんだか力を活かしきれていないなぁ、と感じてしまいます。
今回は1週間の実習なのであまり深くコミットすることはできないでしょうから、まずは写真で紹介します。
ここがこれから1週間通うSOUTHWESTER UNIVERSITYです。
とりあえず入り口で一枚撮りました。
病院内は結構綺麗です。
低周波でしょうか?患者の疾患はACL損傷後。
平行棒なんかもしっかり設置されています。
いきなりフルコミットです。
今日のまとめ
見学実習と思っていたのにいきなりフルコミットしなければならなかった時には驚きましたが、これも語学力を向上させるいいきっかけになりそうです。まずは1週間、できる限り多くのことを学んでいきたいと思います!
最後までお読み頂きありがとうございました。
これであなたもフィリピーノ。
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